2015年2月4日水曜日

思いがけない再会

むかーし、聖マリア病院の新生児センターにいた頃。ボスが、「小さな赤ちゃん」という低出生体重児の両親向けの訳本を出した。文章もそうだが、写真も日本に合うように撮り直すことになった。そこで、その頃勤務していた我々や、患児のお母さんがモデルになった。写真の僕の若いこと。
それから20年。生まれて間もない赤ちゃんを連れた若いお母さんと、おばあちゃんが来院した。その時おばあちゃんは、何か思い出したらしい。帰って本棚にあった本を開いてみた。自分が1400gの娘を産んだあと、面会にマリアに行っていた。その時のあの先生じゃないかな?。本を開いて、やはりそうだと思った。そして本を持って来院。「これ先生ですよね」ということは、この時モデルになってもらったお母さんが、おばあちゃま。ということは、目の前で赤ちゃん抱いているお母さんが、この時の赤ちゃん。
嬉しかったなあ。感激したなあ。ちなみに、赤ちゃん抱いたお母さんは、背が高く、すごい美人になっていました。