2015年1月3日土曜日

浪夢CD

ご報告です。もう皆さんご存じだろうとは思いますが、2013年の11月末に、晴れて、CDを出すことが出来ました。パチパチパチ。
アルバムタイトルは「Birth」。誕生という曲が入っているのと、私たちにとって一枚目のアルバムである事がその理由です。


全13曲入り。全ての曲を、自分たちで作りました。私の仕事をしていて浮かんできた言葉もつむぐ事が出来たような気がします。プロアマ問わず、多くの仲間や知り合って大好きになったミュージシャンがたくさん参加してくれました。

興味持っていただけた方は、是非、吉永小児科までご連絡下さい。

んで、2015年のお正月に書いていますが、今年は二枚目を出せるかも、、、乞う御期待。

パンの耳の謎

長く更新しませんでした。このコーナー。
実は、始めはミクシイというSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に、その後はFacebookに、日々の出来事を書いていました。しかし、それらは、加入している人、なおかつ友達状態にある人だけしか見られなかったりするので、少々ここに転載しようと思います。(ついつい忘れるんですが) ですから、新旧入り交じっての記載になるかもしれません。お許し下さい。

んで、2011年6月の記事。
うちの相棒は、トースト食べる時に、必ず持ってた角を食べ残す。あとの三つの角は食べるのに。嫌いなわけではないらしい。ラスクなら、またパンの耳だけなら完食するのに。トーストは必ずひとつの角残し。意味がわからん。

どうしてこんなことするんだと聞いたら、自分でもよくわからないらしい。そしてある日気付いた。彼の弟も同じ事をしていた!。

2013年8月6日火曜日

待合室のおもちゃ箱

待合室のいっかくに、畳半分くらいのおもちゃ箱を作りました。ずいぶん前からのプロジェクトで、ようやく形になりました。小さい頃からのと、いろんな祈りの結晶です。
 テーブルの高さは60㎝。叩いても中の人形が倒れたり、列車が脱線しないように、中のテーブルと、周囲の壁は分離しています。ガラスは強化ガラス。
まだ色んな物を取り敢えず置いた状態で、これからだんだんと夢の世界になっていく予定。
 今は、15分間隔で新幹線やトーマスが走ったり停まったりしています。
 うれしいのは、子どもたちがこの回りに集まってすごい賑わいになっていること。小さな子が、中に何がいたか、一生懸命ママに説明しています。まだ言葉を話す前の子どもたちまで!。
 心配なのは「帰らない」という子が増えないかどうか。駐車場が限りあるので、診察終わったら早く帰宅して欲しい、、、(^^;)。
正面から見るとこんな感じ。線路はループしていて、二度トンネルをくぐります。
横から見たところ。上方にはアクリルテーブルにフィギアが並びます。手前は「魔女の宅急便」のグーチョキパン店。

ポニョの家と、恐竜。色んな物が、色んな縮尺で渾然となってます。線路手前にはトーマスが停まっています。
ディズニーのスター達もまだ取り敢えず置いた状態。

一番目立つところには、ティンカーベル。 



2013年2月23日土曜日

医会会報の表紙

 筑後小児科医会という、筑後地方の小児科医の集まりがあります。内外の講師を呼び、セミナーを開いて勉強の場を作ったりして、ともに学び助け合おうという集まりです。
 数年前から地区幹事、去年から常任幹事をさせていただいています。常任幹事としての私の仕事は広報。先輩と二人で担当します。筑後小児科医会は2年に一度会報を発行しており、去年がその年に当たっていました。私にとって、最初の会報編集作業です。先輩に一から教わりながら、仕事を進めていきました。
 しかし、いくつかお願いもしました。以前の紙面が何となく読みづらかったので、文字の大きさや余白の広さなどは全くの見直し。いろいろサンプルを用意して意見を募り、変えさせていただきました。全ての目次が会員医師の原稿であったものを、地域の他施設の理解を深め地域連携の第一歩にするために、筑後地区の障害児施設や児童養護施設など、様々な施設の紹介を3〜4施設ずつ載せるようにしました。入会申込書など、あまり使うことのないページをそれなりの場所に置き、緊急連絡網など頻繁に使いそうなページを見つけやすいところに移しました。印刷屋の担当者とのやりとりも始まり、それはそれは楽しい仕事でした。

 表紙は、絵の上手な大先輩が毎号描いていただいていたのですが、老齢で今号から描くことが出来ないとのこと。他の先生に書いていただくことや、写真が趣味の先生の作品を載せることなどが案として出されました。しかし、筑後地区の障害児施設や盲聾学校の子どもたちの絵を載せていきたいと提案し、承認していただきました。
 それから、楽しみに絵を探していたのですが、役員の多数決もあり、ある子どもの蝶の絵に決まりました。できあがってみると、なかなか良い出来だと思っていたのです。その子には多少のお礼もすることが出来ました。

 ある日、その子がいる施設のスタッフが、他の用で吉永小児科を訪れたとき、その子の様子を教えてくれました。

会報の表紙を書いてくれた男の子は、会報を手にして、すごく喜んでくれたようです。
障害児施設の中にいて、それまでおとなしくて、あまり自己主張もしなかった子だったらしいのですが、自分の絵が載った冊子を手にして以来、
どうやら自信がついたようで、明るくなって、いろんな事に積極的になりました。
手に職を付けさせようと 線香並べの仕事をしていますが、すぐに折ってしまうと落ち込んでいた子が、とくに絵のことに関しては、こだわって、妥協せず、将来は絵の仕事がしたいと言っているようです。
彼がいる障害児施設の作業所では、陶器などの製品を作って販売しています。陶器の絵付けなどが出来るようになると良いねと職員と話しているようです。
あの絵が会報の表紙に載ったことで、ひょっとしたら
人生の姿勢や充実感さえも変わった可能性があるよねと共に話しました。

ちょっと胸が熱くなりました。

そして、この会報ができあがったことが、私自身にもなにか生みつつあることに気づくようになりました。この会報によって心に微妙な動きがあった人物は、この男の子だけではなかったようです。また二年後の会報を楽しみに、絵を探していきます。
とはいえ、同じく広報の仕事である名簿作りは、刷り上がってみるとデータが古いことを会員の先生に指摘されたりと、失敗の連続で、少々落ち込み気味でもあるのですが、、、。

2013年2月4日月曜日

小学校で授業

  木曜午後に、近所にある荘島小学校に授業に行ってきました。僕が卒業した小学校です。大きなイチョウの木が、あの頃と変わらずにどーんと立っています。毎年校医として訪問する場所でもあります。 今回は、6年生相手に、「命のエネルギーはどこから来るか」という授業するためでした。校長先生、養護の先生にこちらからお願いして実現しました。前日、できるだけ子どもたちの気持ちをひき付けるようにと、なんとか準備をしました。いつもの専門職相手の講演よりずっと時間は短いのに、なんだか緊張していました。
みんな真剣に聞いている。手もよく上がる

 モーターは電池をつないで動く。冷蔵庫や掃除機はコンセントから。風車は風、水車は水。そんな力を使って動いているけれど、みんなの手足や心臓は、何を使って動いてるんだろうということから話を始めました。授業中、僕は「うんこ」と言うのに、子どもたちは「排泄物」と言うのが面白かったな。

 話の後は、持って行っていた聴診器で、みんなに心臓の音を聴いてもらいました。自分の心臓、友達の心臓、そして私の心臓。二つずつの音が整然と並んでいるのを、初めて聞いた子どもたちは、楽しそうにみえました。
 最後は、自分の身体、他人の身体、どちらも大事にしたいよねと結びましたが、うまく伝わったでしょうか。

胸に聴診器を当て、かわりばんこに聴かせてみる
次の日さっそく養護の先生が医院にみえました。子どもたちの感想文、それから私に宛てたお礼の文集が出来上がっていました。
感想文の中から、いくつか抜粋
校医さんとして、私たちを六年間ささえてくださって、ありがとうございます。
人間は太陽のエネルギーで動いていることを初めて知りました。
心臓の音がどくんどくんとすごかったです
うまれて初めてちょうしん器をはめて、自分の心臓の音を聞いて、なかなか出来ないすごい体験が出来てよかったです。
今日の学習を生かし、自分の命を大切にして生きていきたいです。
僕も医者になりたいと思います。

こんな感想もあった
吉永先生も、お体に気を付けて、お元気でいてください。
これからもお体にきをつけて、むりをせずにがんばってください。
先生は、入試を超えてきているのですごいと思いました。

6年生にもなると、それぞれいろいろ思うこともあるんだね。
新たな元気をもらった気がしました。
また新年度、新しい子どもたちと出会うことを楽しみに、健診に、授業にと行きたいと思います。


2013年1月18日金曜日

ななはっけ騒動 5 完結編

この物語。ぜひ1から順に読んで下さい。

 ギアボックスの中身は全てをアルコールで拭いたので、少しグリスを足しておかないといけないだろう。こんな模型つくりからしばらく離れていたので、工具箱を探しても、机の中を探しても出てこない。グリスを買いに行こうと思い立った。

 ところが、昔から行っていた模型屋はすでに店をたたんでいる。他に模型屋さんってあったっけ?。いろいろ考えるが思いつかない。100円ショップって、模型用のグリスを売ってるのかなあ。ネットで探せば簡単にあるだろうが、中身と郵送料とあまり変わらない物を郵送で買うのは気に入らない。

 ふと、もう1箇所、模型屋さんがあることを思い出した。入ったことはないが、確かにあったはず。行ってみるとやっていた。中に入ると、あまり品物が動いていない雰囲気がある。ガラスケースの中の品物も、長くここにあって、陽にやけた感じがする。模型屋さんって、もう流行らないんだろうな。子どもたちは、大きなショッピングモールや量販店で買い物をする。そもそもプラモデルそのものがどのくらい売れているのだろう
「模型用のグリスありますか」
「さあー、そういうものがあるのかどうか」
 見るからに、模型好きだとか、模型に詳しいだとかいうこととは無縁な感じバリバリの女性。家族のどなたかがされていた模型屋を引き継いで、品物があるので少しでも売れればという感じ。新しい仕入れはしていないのかもしれない。
 ガラスケースをのぞくと、どうやらグリスらしい物があるが、量が多い。こんなにはいらないんだよなあ。どうしようかなあ。 と迷っていると壁にぶら下がっている袋が目に入った。袋の底に、確かにグリスの小さなチューブが入っている。これこれ。これで十分。それは、ミニ四駆の改造用部品のセットだった。色んな種類がある。しかし、このパーツ、買っても今後使うことがあるんだろうか。しかし、あの大きなグリスが無駄になるより出費は少ない。これにしよう。で、使う予定もないミニ四駆パーツセットを一袋買った。

 書斎に戻り、ギアボックスにほんのちょっとグリスをつけ、電池を入れてスイッチオン。なんだか回転がスムーズになった気がする。いやあ、スムーズになってないと困るんだよね。
 車輪を車軸にとりつけ、ボディにギアボックスを固定。ボディと車軸の間もグリスつけとこう。空間がありそうで、関係ないかも。まあいいか。「ななはっけ」先頭にバランス用のおもりが、シリコンのようなものでとりつけてあり、それがはずれかけていたので、これもエポキシで固定。とうとう「ななはっけ」が完成した。
 スタッフを集め、診察室の床を走らせた。「わあ!」と歓声。うれしいなあ。
そして、このななはっけのオーナー、二歳半の男の子のお母さんに電話して、医院にきてもらった。待つことしばし。オーナーがやってきた。修理工としてはオーナーの反応が気になるところ。
 待合室で待っている男の子に向かって、ななはっけを走らせた。そのときの彼のうれしそうだったこと。満面の笑顔。そして、ななはっけを抱きしめ、絶対に手から離さなかった。
 お母さんからお菓子をいただいた。遠慮しようとすると「この子が持って行くって言うんです。このお菓子もこの子が選びました。」ほほう、この子は二歳半にして、すでに菓子折持って行くという礼儀を身につけている。まあお母さんの心配りだろうが。
 男の子は、大事そうに大事そうにななはっけを抱っこして医院を出て行った。なんどもばいばいをしてくれた

 ひっぱってきたけれど、これでめでたしめでたしの話である。ななはっけはいろんな思いを残して僕を通り過ぎていった。
 スタッフは、「医院に、おもちゃもなおします って書きましょうか」と言う。しかし、最近のおもちゃは、電子回路が入っていたり、部分的になおす前提になっていなかったり、複雑なことが多い。おもちゃなおします なんて怖くて書けたものではない。

最後に心配事がちょっとだけ残った
穴が三角形のねじ用のドライバーは、今後出番があるのだろうか
 いつでも貸しまっせ
ミニ四駆のパーツは使う日が来るのだろうか


 そう思いながら、まただれかおもちゃ壊れたと言ってこないかなあとこっそり心待ちにしている僕である。
ご愛読、有り難うございました。

2013年1月16日水曜日

ななはっけ騒動 4

 三角ねじをゆるめ、ボディをはずしてみた。中のギアボックスは、モーターとパッケージになっており、コンパクトなだけに扱いにくい。しょせん子どものオモチャだとたかをくくっていたら、思ったよりずいぶんたくさんのギアが組み合わさっている。そういえば、スイッチは二段階で、速度も変化するようだ。その仕組みも入っているはず。しかも、モーターとギアボックス、電池の接点まで、成功にワンパッケージになっており、修理のことは考えていないような作り。ハンダゴテがないと分解もできない。

 ギアボックスの状態で電池をつないでも動かないので、やはり分解するしかなさそうだ。
 久々に工具箱からハンダゴテを出して来て、ハンダヅケの部分を外して行く。ギアボックスの中にスイッチも組み込まれており、どうしてもバラバラにしないといけない。しかし、いったんばらして、また元に戻せるのか? 少々不安になりながら、逐一デジカメで写真を撮る。いざとなったら写真を参考に戻して行こう

 ギアボックスのオイルがスイッチ接点にもくっついており、そこに絨毯の毛などが加わり接触不良を起こしているようだ。診察室からアルコールを持って来て、部品を全てアルコールで拭いて行く。

 どっかに飛んで行きそうな小さなスプリングや、大小様々なギアと格闘しながら、何とか組み上げた。スイッチや電池接点の部品をハンダヅケして、ドキドキしながら電池をいれてみる 。スイッチオン! モーターが軽快な音で回り始めた。ギアも、ちゃんと連動しているようだ。車軸も回っている。二段階のスピード切り替えも大丈夫。「やったぁ!。」後は車輪をつけて車体に戻すだけだ。
 しかし、ギアも含めて、部品を全部アルコールで拭きあげたので、少しオイル足さなきゃな。

 ここで、ゴール間近だと思っていた僕を、新たな不幸が襲うことになろうとは、想像だにしてなかった。

続く